インド旅日記

インド旅1ヶ月(スマホ無しで57歳の男が旅してきました)

インド旅6

4/7(土)  17:45 ワラーナシー駅発→ 4/8(日)  6:20  カジュラホ着(約12時間)

→カジュラホホテル(迎えあり)

 今までの観光地とは明らかに異なる。田舎でまず車が少ない。人も何となくのんびりしているようだ。ここでもツアーみたいなものは勧められたがそれほど無理強いはしない。夕方、町を散策してみるとカジュラホ一番の「西の寺院」がすぐ近くにある。つまりホテルの場所も最高なのだ。とりあえず近所をぶらつく。西の寺院が遠くからでも見える。思わず声をあげてしまいたくなるくらいの美しさと迫力だ。明日入場するのが楽しみだ。

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その夜、ホテルでディナーを食べる。デリーの旅行会社がおわびのつもりか、このホテルだけ夕食をつけてくれた。定番のタリーだ。屋外でロウソクを灯しての食事。ムードはあるのだが、食べ物がよく見えないのと正直言っておいしくない。とにかくインドに来てから食欲が落ちている。原因ははっきりしている。インドのカレーの味覚にどうしても慣れないのだ。正露丸を3粒飲んで眠る。

 

4/9(月) 2:00 目が覚める。気分が悪い。吐き気もする。そして最悪なのは部屋の中が暑すぎる。ACではなくファンがあるだけだ。部屋が熱で充満しているのでファンを回してもその熱が循環しているだけなのだ。ペットボトルの水もあまり残っていない。とりあえず吐くかもしれないので袋をそばに置く。原因は食べたタリーか?暑さか?昨日けっこう蚊に刺されたのでマラリアか?とにかく体を冷やしたい。バッグの中にフェイスペーパーがあった。顔を拭くと気持ちがいい。そこで思い出したのが熱中症の対処法だ。局部を可能な限り冷やすために、脇の下、股間、首筋、額にウエットティッシュを貼り付けた。きもちがいい。ということでまた眠りに落ちた。目覚めると4:00。気分は悪くない。吐き気も止まった。ティッシュは完全に乾いていた。ひどくならなくてよかった。インドに来て1日24時間生きていくことの又は生かされることの重さを味わっている。

 

朝7:00に西の寺院に入る。入場料500ルピー。入ると「これぞ!The 世界遺産!」と叫びたくなるほど迫力ある美しい寺院が立ち並ぶ。感動以外の何物でない。あっという間に2時間が過ぎていた。この後、東と南の寺院も行ってみたが、西の寺院に比べると明らかに見劣りがした。夕方、カジュラホの大きな池のサンセットが美しいと聞いたので出かけると、そこからも西の寺院が見える。とにかく美しい。いろんな角度から写真を撮った。

 

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