インド旅日記

インド旅1ヶ月(スマホ無しで57歳の男が旅してきました)

インド旅7

4/10(火) 9:25  カジュラホ駅→ 17:55 アグラ・カント駅着(約9時間)

→アグラホテル(迎えあり) 換金1万円→5650ルピー

 

昨日約束していたリクシャがホテル前で待っていた。値切って予約したリクシャだ。約束を守ったお礼として値切った分をチップで上げると相手も喜ぶが、自分も気持ちがいいものだ。

列車に乗り込むと自分の座席は異様な光景に見えた。なぜなら自分周りの座席すべてが韓国人のツアー客だったからだ。インド人から見れば同じに見える東洋人の中に日本人がたった一人紛れ込んでいるのだ。とにかく食べ物や飲み物をお互いやり取りしながらにぎやかに韓国語でしゃべっている。楽しそうだ。ガイドはインド人で韓国語を話している。なんとなく不思議な感じがした。少しだけ会話をするがツアー仲間の邪魔にならないように、上段の席に移動した。アグラには1時間遅れで到着した。別れに韓国人からペットボトルのジュースと果物をもらった。「カムサハムニダ

 

迎えに来たドライバーがさっそくツアーを提案してきた。「タジマハールの西門は危険で東門から入場した方がいい」と言うのだが、これは車を利用させる口実だと気づいたので断る。

それにしてもアグラは観光地で、都会だからなのか車が多い。しかも最大のボリュームで音楽を流している車が多い。途切れることのないクラクション。日本の暴走族なんかここではかわいいものだ。

4/11(水)  7:00に朝食をとり、タジマハールへと出発する。あいまいな地図でチケットはすぐ買えたのだが、入り口にたどり着かない。同じ道を何度も往復し、1時間半もぐるぐる周ってしまった。地図ではチケット売り場から入り口までかなりあるようになっていたが実はチケット売り場の反対側の道がすぐ入り口だったのだ。

入り口を抜けると目の前にタジマハールが突然現れた。真っ白で美しく威厳がある。さすがだ。観光客も多い。入場料1000ルピーに含まれていた靴袋で靴を包み込んでタジマハールの中を歩く。しかしタジマハールは外観全体が素晴らしいのでやはり遠くから見る方がいいのだ。

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ホテルで、明日の出発の準備をしていると19:00くらいに激しいざわめき。暴風雨、台風、いや竜巻なのか?停電が続く。ホテルの自家発電のおかげで緊急ライトとファンは回り続けている。とにかくいつもなら騒々しいであろう外音が静けさに変貌している。車のクラクションまですっかりなくなっている。一体外の様子はどうなっているのだろう。外にいた牛やホームレスの人は大丈夫だろうか。雨音が激しいので外をのぞいてみようと窓のそばに行くと雨漏りがしていた。床一面水が広がっていた。とりあえずバスタオルを床に敷き、荷物をベッドの上に置いた。明日時間通り列車は出発できるだろうか。