インド旅日記

インド旅1ヶ月(スマホ無しで57歳の男が旅してきました)

インド旅11

4/17(火) 16:45  ジャイサルメール駅→23:00 ジョードプル駅(約6時間)

→4/18(水) 0:30 ジョードプルホテル(迎え無し)

キャメルサファリツアーを終え、列車の時間までかなりあるので、ジャイサルメールで映画を観た。100ルピーで安かったがかなり古い映画館で扇風機しかなく椅子は大半が壊れていた。「October」という純愛ものでインド映画に珍しく歌もダンスもなくアンハッピー・エンド(悲しい結末)だった。

ジャイサルメール駅に15:00に着く。田舎なので掲示板は手書きだ。待合室もファンはあったがかたい椅子しかない。暑いので歩きたくない。結局夜の11時までひたすら待つ。8時間待っているのだが、時間の感覚が少し麻痺している。英文暗記をしてとにかく時間をつぶす。

何とか30分遅れでジョードプルへの列車移動はうまくいったのだがホテルの迎えが来ていない。しばらく待ったがあきらめてリクシャで行く。デリーの旅行会社のホテル名が間違っていたのでリクシャに別のホテルに連れて行かれる。ホテルに着くと真っ暗で玄関が閉まっている。ノックしても誰も出てこない。仕方がないので大声で何度も「エクスキューズミー」と叫ぶと近所のインド人が親切に助けてくれた。深夜12時を過ぎていた。ホテルの従業員が眠そうに出てきた。驚いたことに全く謝らない。予約なしの客が来たかのように、とりあえず部屋を案内する。中に入ると不気味な部屋だ。気持ちの悪い絵と置物が飾ってある。ホテルの部屋というよりも牢獄に入れられたような雰囲気なのだ。そして最悪だったのは扇風機1つで暑い。ベッドのシーツには蟻のような小さな虫がいっぱいいる。「これは無理だ」と思い、階段を下りてフロントへ行くが従業員がどこにいるかわからない。あきらめて朝までこの部屋にいたがほとんど一睡もできなかった。まず部屋が暑すぎること。虫がいて、部屋自体が気持ち悪いこと。きっとインド旅で一番つらかったのはここだったのではないかと思う。

朝、従業員にあと2泊継続のキャンセルを申し出るとデリーの旅行会社に連絡してくれと言うので担当のAmitに連絡を入れた。「困ったらいつでも連絡をしていい」と約束した担当者だ。しかしここで明らかに彼の本性がわかる。まず電話に出ないのだ。しつこく会社を通じて連絡がつくまでに3時間も待たされた。怒って電話で出ると言い訳ばかりで話にならない。結局別のホテルに変わるのではなく同じホテルのグレードの高い部屋への変更となった。新しい部屋は広くAC付きだった。

 

とりあえず市内散策に出発した。とりあえず有名な時計塔に向かった。そしてメヘラーンガル砦に向かった。気温は40度を超えているだろう。しかし「ブルーシティー」と呼ばれるジョードプルを1日中歩き回った。

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夜、部屋のACが故障した。全然冷たくならない。しかも変な音を出す。暑いうえにうるさくて眠れない。いろいろ試してみたが、あきらめて部屋の窓を開けACのスイッチを切った。結局ほとんど眠れずに朝5時にホテルを出る。